完全閉鎖型の植物工場における穀物やイモの生産は現実的か
大学の期末試験期間中のこと。
私の日々の食事内容は、大量のコーヒーとカロリーメイト(チーズ味とチョコレート味)でした。 が、そんな試験期間も終わりに近づき、重要科目の試験も終了し、一息つけるようになりました。
そんなとき私が作った料理(?)がこれです。
電子レンジで焼いたパンに、フライパンで焼いたハムと生レタスを挟んだものです。
このレタスはLED照明を利用した完全閉鎖型の植物工場で生産されたものだそうです。
将来的には、コメ・ムギ・イモなどまでもが、このレタスのように完全閉鎖型の植物工場で生産されるようになるのでしょうか?
本書によると、それは現実的ではないようです。
私が食べたレタスなどの葉菜類や、あるいは果菜類ならば、いわば人工的なエネルギーを、サプリメントなどとしても販売される高価なビタミンやミネラルなどに変換する事になるので利益を生むかもしれませんが、 コメなどの場合、仮に植物工場における生産が技術的に可能になったとしても、高コストの人工的なエネルギーを、大量に必要で、かつ安価な澱粉のエネルギーに変換する事になり、損失を生むだろう、とのこと。
現在の農業が穀物やイモで収益を上げられるのは、タダで得られる太陽エネルギーを使っているからこそ、のようです。
現実は厳しいですね。。
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