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基本情報技術者試験を振り返って

令和元年度秋期基本情報技術者試験を受験しました。受験の理由は、なんとなく情報技術について勉強したくなったからです。結果を先に書くと、ぎりぎり合格でした。

本記事では、基本情報技術者試験の受験の過程を大雑把に振り返ります。そして反省点などを明らかにして、今後に活かしたいと思います。記録の確認はせず、記憶頼りに書いていくので、正確性には欠けているかもしれません。

受験申し込みをしたのは令和元年7月の中頃で、その直後から午前試験の参考書を読み始めました。1ヶ月ほど掛けて少しずつ通読しましたが、全体的な雰囲気はわかったものの、あまり身につきませんでした。

参考書を読み直しても深く理解できる気がしなかったため、午前試験の過去問演習に着手しました。着手直後はあまり勉強時間が確保できず進捗はよくありませんでしたが、8月の末頃は比較的集中して過去問を解くことができました。結果として、午前試験2年分すなわち4回分、また、言語問題とアルゴリズム問題を除く午後試験3回分を解くことができました。このときの過去問演習が最も試験合格に寄与したと思います。午前試験の過去問は以降もときどき解きました。

9月から表計算の参考書を読み始めました。1週間程度で読み終えるつもりでしたが、様々な用事があったため、なかなか勉強時間が確保できず、通読するのに2週間程度掛かりました。参考書がわかりやすく、また、Excelの使用経験があったため、内容は比較的よく理解できました。参考書を読み終えたあとは、過去問を1年分解きました。予定していたより試験の勉強ができなかったため、焦り始めた月でした。

9月末頃からアルゴリズムの参考書に着手しました。試験まで時間があまり残されていないため集中して勉強したかったのですが、10月になってからスケジュールが厳しく、なかなか勉強時間が確保できませんでした。そこで、アルゴリズムの参考書は7割程度読み進めたところですべて読み切ることを諦め、試験日の1週間ほど前からアルゴリズムの過去問を解きました。アルゴリズム以外の分野の過去問も苦手分野を重点的に解き、試験日の直前は徹夜せずに早めに寝て、よい体調で受験できるよう努めました。

よく寝たおかげで試験当日はかなりよい体調でした。このときの体調も、試験合格に大きく寄与していたと思います。また、午前試験は過去問で解いたことのある問題がいくつも見られました。運が良かったのかもしれません。

試験の後、公式解答で自己採点してみたところ、正答割合が午前午後ともに6割5部を超えていたため、おそらく合格しているだろうと思われました。ただし、午後試験は正答割合が6割を超えていても配点によっては不合格になることがあるという噂を聞いていたので、不安が残りました。

試験日の約1ヶ月後、公式サイトで合否の確認をしました。午前午後ともに60点台後半で、試験の合格が明らかになりました。

こうして基本情報技術者試験を振り返ってみると、受験の目標が、情報技術に関する知識の習得から試験の合格に変化してしまったことが少し残念です。勉強時間が想定よりも確保できなかったことが一因だと思われます。情報技術の知識は、あまり身についた気がしません。

今後、資格試験を受験する際は、十分な勉強時間を掛けて、試験合格だけに止まらない知識を身につけたいと思います。